so_king’s diary

高円寺北のポップアップ カレーShop!「かりい食堂」ブログです

やさいはやさしい?

かりい食堂 今月のテーマは「野菜」です。

f:id:so_king:20170524214536j:plain

※画像は文面とまったく関係ありませんが、シヴァ 神です。

夏の気配を感じるこの季節、ベジタリアンスタイルで野菜から
パワーをもらおうと思い、カリーづくりに取り組んでいます。
※といっても、今度の日曜 28日で「野菜特集」は終わりですが・・・

で、ふと思いましたが「やさい」と「やさしい」という言葉は
とても似ていますね。一般的なイメージも野菜は心身にやさしい
と思われているんじゃないでしょうか。


ただ、作り手からすると「やさい」は「やさしくない」です。
もっというと「やさい」は「ごまかせない」。

もちろん、スパイスを無闇に叩きこめばとりあえず野菜カレー

にはなります。でも、それでは悔しい。

野菜の持ち味を引き上げるようなスパイスを用いた調理。

それでなくては、料理する意味がない。

というわけで、まだまだ考え中ですが、現時点での僕の野菜賛歌
を28日「かりい食堂@ツバメおこわ」ではご提供いたします。

いつも数をご用意できず申し訳ありませんが…今回も20食限定
にて。ベジタリアンの方も、そうでない方も、おいしいやさい
カリーを食べに来てくださいませ。28日 11:30〜やってます。

f:id:so_king:20170524214536j:plain

ふたつの仕事

サラリーマンとカリーマン

4月から新しい会社で働いています。まったく慣れませんね。はい。

未経験の業界でオフィス環境もまったく違う。

仕事のやりとり中、社内用語が混じるたびに僕の頭の中は「???」。

でも、歳は十分に重ねちゃいましたが、新人気分を味わえるのはスパイシー。

日々、面白いこと、ためになること、チキショーということ、クラッとすること等々…

カレー屋を生業にする資金目的の(ダメ)サラリーマン稼業ですが、

いつかカリーマンになることを夢見て経験値をコツコツ貯めているのです。

で、ダーマ神殿に行って「かりい食堂の店主」に転職っと。弱そうだ。

 

さて、明後日:5月14日(日)のかりい食堂は5月テーマの「野菜」たっぷりな一皿を

ご提供します。いつも通り、高円寺 ツバメおこわにて11:30 〜売切まで、

限定20食にてオープンします。具体的なメニューはまた明日に!

 

f:id:so_king:20170512233004j:plain

金曜日の夜は、ダメリーマンの僕にとって最高のひとときだなーーーーーー。

 

 

とにかく、明日のメニューお知らせです!!

やばいっ!メニュー発表が遅くなってしまった、、、

とにかく、今月のかりい食堂は「ひき肉」特集です。

で、メインのカリーは「コフタ」。

簡単に言えば、スパイスの効いたミートボールのカリーです。

f:id:so_king:20170422212329j:plain

下は、準備段階です。コネコネと丸めます。

f:id:so_king:20170422212342j:plain

その他のメニューは以下、全部を一皿に乗せて1000円なり(20食限定)!

・長ネギのサンバル(豆ベースのカリー)

・キャベツのトォーレン(ココナツ風味炒め)

・のらぼう菜と山椒の葉のサブジ(ピリッとした炒め物)

 

明日は、天気良いみたいですね。お待ちしています。

<かりい食堂 明日のメニュー!>キーマは気まぐれ?

4月のテーマは「ひき肉」。まずは、定番のキーマです。

f:id:so_king:20170408102559j:plain

実は、キーマカリーこそ、お店の個性がにじみ出る。

そんなふうに考えています。

例えば、グレーヴィーたっぷりに仕上げるか?汁気のないドライなスタイルか?

ひき肉を包み込む芳しいスパイス。どのスパイスを前面に押し出すか?

具材はオーソドックスにグリーンピースか?あるいは、旬の野菜を刻み入れるか?

さまざまな角度から、作り手の意図が見えてきます。

それは必然なのか、偶然か。とにかく、キーマは店によって気まぐれな存在。

 

なんて、真面目に考察しても、要は美味しければイイわけで。。。

今回、かりい食堂はインドに限定せずユーラシア大陸に広がるスパイス達を

構成しオリエンタルな一皿を20食ご用意いたします。メニューは以下です。

 

・オリエンタル キーマカリー

・濃いダール(豆のカリー)

・春野菜のスパイス炒め(サブジ

・大根と厚揚げのスパイス和え(ウールガイ)

 

天気予報だとパッとしない天気みたいですが、それでも春はスプリング。

どうぞ、お出かけついでにでも、お越しください。

恥ずかしながら、かりい食堂について

今回は、 当店の名前とキャッチコピーについて

 ※下は南インドのチキンカレーをおよそ40人前を作っているところ

f:id:so_king:20170330230823j:plain

いきなり、ややこしくて スイマセンが、かりい食堂の「かりい」は「仮の居住まい」 →仮居と漢字では書きます。ツバメおこわさんを間借りして現在は営業しているという状況。さらには、人が生まれて生きて死んでいく、その道程は結局かりそめでしかない、仏教的でもヒンズー的でもありますが、私たちはたまたま「人として生を受け、暮らしている」だけという世界の捉え方も表しています。やはり、ややこしいですね。

 

ちなみに、キャッチコピーは「ここではない、どこカレ〜」です。

「ここではない、」という言葉に込めた想いは大きく3つあります。

【1】

まずは、オリジナルであること。各国のスパイス料理を踏まえた上で、「かりい食堂 独自のスパイシー」を提供し続けるという矜持。

【2】

次に、自分は日本人なのでインドやネパール、スリランカ等の味を忠実に再現するのは・・・。でも、逆説的に「現地とは違う、けれど旨い料理を!」という熱意。

【3】

最後に、かりい食堂の料理を食べると「どこかへ、ちょっとトリップ」しちゃう。そんな魔法的なカリーを作っていきたいという野心。

 

こんな考えを大切にしながら、カリーに関するアレコレに頭をひねっております。

昨日は、ベリーベリーありがとうございます!

おかげさまで、売切れじまいとなりました!

f:id:so_king:20170327083224j:plain

昨日は「北インドのちょいリッチなチキンカリー」「皮付きレンズ豆と旬の野菜の煮込み」「ブロッコリーミニトマトサブジ」でした。

普段は、ほとんど生クリームやナッツを使うことはないんだけど、たまには濃厚なカリー(インドのマハラジャが食べてそう)もいいですね。

さて、来月のテーマは「ひき肉」です。けっこう面白い品々をご提供できるのでは?と思っています。

次回は4月9日(日)の11:30です。さらに研鑽を積んだ料理でお迎えいたします。

f:id:so_king:20170327084011j:plain