今月のテーマは「チキン」
毎月ごとにテーマを決めることにしました。
3月はイラストのとおりチキンです。まずは、ベーシックに。
というわけで、3月の12日と26日に営業するかりい食堂のテーマは「チキン」です。これが、ある月ではマトンになるかもしれないし、夏野菜になるかもしれない。脱構築になるかもしれないし、ポストインターネットになるかもしれない。具象と抽象、なんでもありにします。
まあ、テーマが決まっている方が、味も定まりますので。それにテーマを中心軸として遊びを取り入れることも可能になります。実は、テーマを決めたら?とアドバイスしてくれたのは料理人だった叔父からのアドバイスです。ありがとう、勝久おじさん。
今は車で全国を行脚し、各地の歴史の名所を見て回る(車中泊です、タフなおじさん)生活を送っています。
さてさて、チキンのチカラをスパイスでどう際立たせるか?基本的な食材ゆえに、ちょっとした創意工夫をほどこして、かりい食堂のチキンをご提供できたらいいなと思ってます。
明日は仕込みに熱中します。
マサラ マサラ マサラ
ガラムマサラって何でしょう・・・
[写真ボケボケ....かりい食堂流ガラムマサラを構成するスパイス達]
幾つものスパイスを合わせて挽いてできあるのがガラムマサラ。カリーのいろいろな香りをまとめ、主張をはっきりさせるナイスなヤツ。その調合は、(究極的には)各料理ごとにアレンジするのが一番!だと思います。でも、たいへんな手間がかかるので大きく肉系or野菜系で分けるのが妥当な線かな〜と考えています。
カリー自作マニアを自称していると、よく「何種類のスパイス使っているんですか?」と聞かれます。でも、この質問は難しい。キッチンには20種類を超えるスパイスがそろっているけど、滅多に使わないスパイスもあるし、毎回登場するスパイスもあるんです。その数は5-6種類ほど。案外、少ないでしょ?
ガラムマサラについて....スパイスの数よりは、どのスパイスを際立たせ、どのスパイスを奥深く効かせるかが大事です。前提として、素材の魅力を最大限に引き出し、カリーをイメージ通りに仕上げる。それが、インド料理の面白みだと思います。
まだまだまだガラムマサラの理想形は見えない。マサラを巡る冒険。面白くて、困難でもあります。
[挽きたてのマサラを効かせて、赤ピーマンのキーマカレーです!]
***今週末の日曜、挽きたてのマサラでカリーをご提供します!***
場所は以下のURL「ツバメおこわ」 11:30〜 限定20食!
かりい食堂 イズ カミンバック!
ご無沙汰しております、かりい食堂です。
ようやく5ヶ月間のブランクを経て「かりい食堂」を再開いたします。
昨年11月から今年1月いっぱいまで入院・・・インド料理どころでは
ありませんでした。
ところで、病室でぬぼーっとカリーに思いを馳せていると、退院したら
食べたいな、作りたいなと感じるのはインド料理の中でもオーセンティック
な品々でした。数年前、インドを旅して味わった野菜や豆や肉や野菜の
カリーの数々。そこにインドのスパイス料理に連綿と息づく叡智があるの
だと思う。
一つひとつの工程に真心を込めて食べる人へ満足と健康を届ける。
そういう料理を僕も作りたいと考えています。
おかげさまで、体調もほぼノープロブレム。しばらくは「20食限定」
ですが、細部にまで心をくばった「かりい食堂のカリー」をご提供します。
どうぞ、お越しください。
※場所は変わらず高円寺の「ツバメおこわ」です。
営業時間:11:30-売切まで。今後、毎月第2・4 日曜日で営業します。
※お酒の持ち込みオッケー!酒類の提供なしなので、ご理解のほどを。